2011年2月20日日曜日

先週は電話会議と宴会の連続、ERM Webinarは、今年度も継続を決定。


再保険ブローカーという業界は、営業が勿論もっとも重要な機能になるのであろうがクライエント(直接引き受け保険会社)あるいは再保険会社の方々を招待してパーティーを開くことが結構多いようである。私も入社して以来、かなりの数のパーティーに参加させていただいて、各社の再保険部門の多数の方と名刺を交換させていただいた。このようなパーティーが終わった後で、夜の電話会議に参加することも多い。2月15日の火曜日の電話会議は、Global ERM Webinar委員会の反省会(Wrap-up meeting)の電話会議が、東京時間の夜の24時から開催されて、様々な視聴者からのフィードバックを議論したが、結論は今年度も実施することとなった。17日の木曜日は、ムーンライトセミナーでリスクフリーレートを研究しているチームの若手の皆さんと、市ヶ谷の会社の近くの居酒屋で、懇親会をもたせていただいた。また、金曜日には、監査法人やコンサルティング会社の皆さんと懇親ミーティングを持った。いろいろな意味で、アクチュアリーも国内外で、ネットワークの重要な時代になってきている。
プライベートな時間も最近はとれるようになり、Life/Work Balanceをうまく保ち、家庭の生活も質を上げていきたい。11日の建国の日には、雪が降っていたが、夜は妻とライブショーの夕食を楽しみにでかけてきた。

2011年2月13日日曜日

FACEBOOKで変わるネットワーク社会


最近、ブログの更新が遅れがちだが、新しい会社でAnalytics部門のヘッドとなり、再保険ブローカー業務の何たるかと、分析部門の役割をグローバルなAON Benfieldのネットワークで学びつつ、アクチュアリーチームを拡大していく過程にある。アクチュアリーの世界は、SolvencyIIとIFRS PhaseIIのトピックにほとんどの人の関心が集中しているようである。どちらもまだ紆余曲折がありそうであるが、IAAを含めて技術的な詰めを十分納得できるように公開ベースで透明な議論をしてほしい。一部の業界団体や政治的な思惑で決定されるのでなく、その利用者の真の便益に資するものでなければならない。エジプトのムバラク大統領が辞任に追い込まれたが、その大きな原動力になったのは世界中6億人のソーシャルネットワーク、FACEBOOKとのことである。ネットの世界がまた一つ世代変化を遂げようとしている。私も早速、自分のIDを入手してFacebookを利用し始めた。確かに、従来のネットワークにない利便性がある。あくまでも実名ベースで公開してネットワークされるので、逆の安心感があり、セキュリティも色々な工夫がなされている。仕事では、今月の末から1週間ロンドンに出張し、AON Benfield Analyticsの英国のプラクティスを視察し、日本のビジネスモデルの参考にする予定である。その次には、シドニーでのIAA会議が4月に開催される。