2009年10月18日日曜日

秋はアクチュアリーの国際会議のオンパレード


先週の10月12日から15日まで、韓国のソウルで東アジアアクチュアリー大会(15th EAAC; East Asian Actuarial Conference)が開催されたが、IACAの会長として出席し、14日のIACA Sessionで、IACAの紹介と活動状況について、プレゼンを行った。リンクは次のとおりである。
http://www.eaac15th.org/sub1-1.asp
また、「アジアにおけるMCEV」と題して、中国のPwCのアクチュアリーと共同でプレゼンを行った。大変盛況で、部屋は満杯で、後ろで立ち見の人が多数おられた。また、その後のランチセッションでは、予定どおりにアジア地域のコンサルティング協会(APACA; Asia Pacific Association of Consulting Actuaries)の創設集会を行い、私が構想を説明し、後に三名の会場参加者からの賛同のコメントスピーチをいただいた。これで、APACAは、実際にactivationされたことになり、アジアにおけるコンサルティングアクチュアリーの発展と市場の拡大、品質・リスク管理等の機能を果たしていくことになる。当面は、全世界をカバーするIACAのブランチとの位置づけにするが、将来的には、英国のACA、米国のCCAのように独立した基盤を持たせることも視野に入ってくる。EAACの会場には、多数の日本人や海外の知人が参加しておられ、やはりFace to Faceで会って議論することの重要性を改めて感じた。ネットワーキングの基本は、お互いを知り合うことがまずは大切と思う。また、スピード感も、会って話せば、随分と効率よく意思決定していくことができる。実際、2012年秋に企画しているインドのニューデリーでの、IACA/PBSS/IAAHSの3SectionのJoint Collloquiaについては、財政的な収支が鍵であるが、インドの現地の委員会の作成した、Financial Projectionの感応度テストを7つのシナリオで吟味したが、大丈夫との感触を得た。まずは、23日までにIACA Committee全員の承認をとり、私の名前で、インドのアクチュアリー会会長に協力の要請を出す予定である。PBSSとIAAHSの両会長も基本的に賛同を得られた模様である。
また、EAACの直前の週の10月5日6日は、年金数理人会の20周年を記念して、PBSSの大会が、都市センターホテルで開催されたが、私もIACAの会長として招待され、IACAの紹介と活動状況について、プレゼンをさせていただいた。他に2名のIACAのメンバーからのプレゼンも会った。こちらも、立派なプログラムが組まれており、組織委員会、プログラム委員会の皆さんに敬意を表したい。

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