2010年8月3日火曜日

IFRS Foundation IFRS Conferenceでの発表を無事に終える



7月27日火曜日のInternational Actuariesの集いは、溜池山王にあるレストランで行ったが、17名の外人アクチュアリーが参加してお互いのネットワークで懇親し情報交換を行うことができた。なかには、インドネシアでコンサルティング・アクチュアリー会社の社長をされているAPACAメンバーのRisza Bambang 氏も参加していただけた。彼は、翌日の7月28日から二日間にわたってマンダリン・オリエンタル東京ホテルで2日間に渡って開催された国際財務報告基準財団のIFRS Conferenceにあわせて来日したものである。私の発表は、初日の朝のセッションで、9時半からIASBの山田理事がまずテクニカルアップデートを発表され、その次に住友生命の阿比野常務がPreparer's Perspectiveとして会社(経営者)の立場で発表され、私はActuarial Perspectiveと題して発表させていただいた。その後40分ほどQ&Aセッションで会場の質問と討議をおこなった。大多数の会場参加者は日本人だったので、発表は結局日本語でおこない同時通訳がつく形になった。質問は、すべて外人からであった。随分と前から準備していたので、あわてることはなかったが、与えられた発表時間が30分と限られていたので話すべき内容を時間内に必要十分なだけきちんと話すのは緊張もあり相当大変であった。発表資料に関心のある方は、yokozuna03@gmail.comまで連絡いただきたい。この大会が終わった翌日7月30日の朝には、とうとう待ちに待った保険IFRSの公開草案(Exposure Draft)がIASBのホームページで公開された。IASBのウェブサイトは、次のとおりである。これから、国内外の諸団体が11月末までにコメントレターを出していくことになる。
http://www.ifrs.org/News/Press+Releases/PR+insurance+accounting.htm
それにしても、このIFRS Foundation Conferenceというのは、IASBの理事の方々が大勢来日され、多数の国内外の会計関係者や監督当局の皆様とも、懇親・意見交換をすることができ、自身にとっても大変貴重な経験をさせていただけた。

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