2017年4月26日水曜日

公認会計士がアクチュアリー試験を受けるメリット


最近、監査法人の若い会計士がアクチュアリー試験を受ける傾向があるようだ。もともと勉強好きな専門職のプロなので、自己の専門領域を更に拡大しようという意欲があるのだと思う。とりわけ保険会社の監査に従事するとなると保険数理の基礎を知らなければ、監査チームの中で重要な役割を果たすことはできないであろう。責任準備金とは何かとか保険料はどのように計算されているのか等は、アクチュアリーの基本であるが、他の事業の監査とは全く異なる概念が使われる。特にこれから保険IFRS17のコンバーションなどの大掛かりな業務に従事するには、保険数理の基礎は必須であろう。東京国際アクチュアリーアカデミーでは、このようなニーズにこたえられるように5月下旬から初心者講座を用意している。もちろん本格的に試験に合格するための本講座も7月から用意されている。両方受けるのがベストである。土日が講義なので、会社の業務に支障をきたすこともなく、仮に都合が悪い日があっても、ビデオ録画を提供するので、欠席してもフォローが容易である。このようなサービスは、他のセミナー業者では提供していない。更に外資保険会社の監査に従事するには、米国アクチュアリー会(SOA)の試験を受けるのが必要になる。会計基準が異なり、アクチュアリー基準も異なるからである。その初期SOA講座も提供されている。講師のヒラカワブライアン氏は、バイリンガルで日本語はネイティブ同様です。無論英語の強化も狙いです。受講生に合わせて日本語で実施します。早めの申込をお勧めします。

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